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冬晴れの芳賀路にSLを撮りに(2)スイカ色に乗って!? [その他の鉄話]

朝起きれば、まだ薄暗い中、空を見上げれば雲はなさそうで。
こういう朝、小湊鉄道に行けば“西広の富士山俯瞰”(→ こちら)で良い画が
撮れそうな気がして、そんな日に別の地点に向かうのは何だか勿体ないような。

そういう、踏ん切りが悪いというか優柔不断というか、そんな性格の自分。
ちなみに食事も。生姜焼き定食を注文しておいて出てくるまでの間、ずっと
「やはり、唐揚げ定食にしておくべきだったか!?」と悶々とした気分で
過ごしたり、飲料の自販機でコーヒーのボタンを押した瞬間、
「あぁ、久しぶりにホットレモンにしておけば良かったぁ~~~」と、
落ち込んだり...、そんな<変態鉄>。

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【2016年12月11日9時58分】 真岡鐵道・寺内駅

宇都宮線の電車に乗ってからも利根川の鉄橋を渡る頃まで断続的に車窓に見える
富士山の、その美しい姿を見ながら、そんな“雑念”を振り払えなかった。

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【1994年4月頃】 真岡鐵道線・西田井駅(後追い)

高校生のときに一度だけ撮りに来たことがある真岡鐵道。
約20年ぶりの訪問である。そのときは、ディーゼル動車もいまとは違う車両だった。

だからほとんど記憶も残っていなければ撮影地のアテも...
この朝も早めの出発にしたのだった。……  ……

2016年12月11日(日)晴れ

真岡鐵道の始発駅は下館。関東鉄道常総線のキハを追っているときに
何度も訪れているところである。だから、TX線で守谷、常総線キハで下館という
プランも想定されるわけだが(快速なら所要時間もJR線経由と大差ない)、
この朝は...

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そう、だからJR線経由。しかも、京王線経由新宿までの通勤定期券も。
京王線新宿まで行って、新宿からJR、7:22発の湘南新宿ライン経由・宇都宮ゆきに
乗ることができれば、小山駅で、わずか1分の接続で水戸線電車に...

と、思っていたのだった。

でも、そのつもりで朝、三鷹台駅に着いたら...

  6:27頃、東府中駅で人身事故、京王線は運転見合せ

の案内表示。出だしから予定が狂って...
咄嗟の判断で、反対側、下りホームへ。6:39発の吉祥寺ゆき。
定期券の区間外となる三鷹台-吉祥時間 124円(PASMO利用)の“臨時出費”は
<ケチ鉄>としては誠に遺憾だったが、これが後になって幸いする。

土休日ダイヤの中央線快速は確かに速い。吉祥寺を出れば荻窪、中野、新宿。
10分少々で。予定より早く新宿駅に着くことができたのだった。

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【2016年12月11日7時00分】 埼京線・新宿駅

湘南新宿ライン経由・宇都宮線方面の電車はしばらく間隔が空くので、
埼京線で赤羽まで。7:07発、各駅停車・大宮ゆき、モハE233-7203に空席を
見つけて。

そして、赤羽ではすぐの連絡、7:26発の上野東京ラインからの宇都宮ゆき。
気になったのは、なぜか宇都宮線沿線には朝から<鉄>が集結していたこと。
京浜東北線との併走区間にも脚立持参、ワシクリなどはちょっと大変な状況。
“同業者”として、どうやらカメラを構えている人たちは、みな下り列車狙い
のような...。何があるのだろうか?! 

 「ふんっ、どうせカシオペアとか四季島試運転とか、そんなところだろっ!!」

新型には全く興味も関心も無い。“豪華クルーズ列車(笑)”などなおさら。
撮ろうという気持ちは全く起きなかった。ほぼ毎週運転の真岡線のSL列車を
撮りに向かう、暢気なヤツが<変態鉄>である。

むしろ、冒頭書いたように古河あたりまで車窓に断続的に見え隠れする
富士山の姿が...嗚呼。

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【2016年12月11日8時29分】 水戸線・小山駅

さて、小山と友部を結ぶのがJR水戸線。交流電化の関係で常磐線ローカルと
共通の電車が使用される。小山駅からの接続は当初予定通り、8:49発の
第737M列車。半自動扱いのドアを閉めれば寒さをしのぐこともできて。

時刻表上、わずか1分の接続になっていた当初予定、てっきり、対面ホームの
乗り換えで対応すると思えば...、階段を上って、1分では到底無理そう。
実際、乗車予定だった湘南新宿ラインからの第2520Y列車の到着に合わせて
水戸線電車の発車メロディが。

“常連さん”だろうか、全速力で駆け込んできた人が1~2人、まさに
飛び乗ったところでドアが閉まった。三脚を抱え、カメラバッグを持った
運動不足の38歳児には到底マネできなさそうな芸当だった。

不謹慎ながら、人身事故で京王線が止まったおかげで予定通りに下館へ。

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【2016年12月11日9時08分】 水戸線・下館駅

茨城県筑西市に位置する下館駅、<変態鉄>のイメージとしては関東平野の
北端に近い場所だと...。

立派な駅舎、その右側、切り欠きホームの1番のりばに発着するのが真岡鐵道線。
旧国鉄真岡線が特定地方交通線として1988年に転換された第3セクターである。
そう、ちょうど、外房線の大原駅から分岐する、いすみ鉄道と同じ感じ。
でも、違うのは改札口が共通であること。JR仕様の自動券売機で乗車券を買って
JRの改札を入って右に進む...というのが、大原駅との違いだろうか。

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【2016年12月11日9時11分】 真岡鐵道・下館駅

跨線橋の影のような場所に小さな看板。JR水戸線ホームの小山方を間借りした
ような感じは、他の第3セクター路線ともよく似たイメージ。

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【2016年12月11日9時22分】 真岡鐵道線・下館駅

ちなみに、駅の南側、5・6番のりばに乗り入れて来るのが関東鉄道常総線。
逆光で見づらい写真だが、キハ2401号車が発車待ちしているのが見える。

でも、この日のお目当ては真岡鐵道線。

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【2016年12月11日9時16分】 真岡鐵道線・下館駅

真岡駅ホームに立つ「0」キロポストが真岡線の始発駅であることを
静かに語っているわけで...、ちなみに、路線の愛称として、かなり前から
「コットンウェイ」というのが使われている。沿線地域は江戸時代から続く
木綿の産地として知られている。

9:42発の茂木ゆきの到着を前にホームにはコートを着た女性駅員さん。
「乗車券は!?」、自分はJR側の券売機で買ってしまったのだが...
見れば手には手書きの補充券の束が...、何だか勿体ないことをした。

「今日はどこで撮るんですか!?」
SL列車の運転が始まって、まもなく四半世紀。<撮り鉄>の迷惑行為に
態度を硬化させている沿線住民の話が時折聞かれる真岡線だが、
この日、自分が出会った方々はカメラを持った<変態鉄>にもとても
親切だったような気がする。

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【2016年12月11日9時18分】 真岡鐵道線・下館駅

下館駅に9:22着の第112列車の折り返しが、乗車する第113列車。
車内は部活だろうか、高校生の姿と地元の方数名程度。車内はポカポカ
暖かく、ついつい眠くなるところだが、<変態鉄>としては
そんなモオカ14-1号車の車内で、一人、カメラを持ってテンション高め。

窓越しに撮影を試みたいと...。果たして。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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