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銀世界の山梨へ(3)撮れそうで撮れなくて... [鉄分の濃い旅行記録]

3月の最初、平日ばかり数日間だが事実上の“春休み”のようなものが自分にも。
そこを過ぎると4月になるまでほとんど休み無しの勤務になりそうな時期で。

でも、「撮りたい列車」が見つからないのが<変態鉄>の悩みである。

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【2017年1月28日12時14分】 いすみ鉄道・西畑-総元

1月28日以来撮りに行けていない、このキハには会いに行きたいが。
でも、平日だと走るか走らないかは時の運。まぁ、それならそれで...
いろいろと“作戦”は考えつくのだが。

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【2012年12月8日8時58分】 武蔵野線・東川口-東浦和

そう、一部新聞でも報じられたようにJR東日本秋田支社に残っていた
583系寝台特急型電車の“引退”が発表された。ラストランは4月に奥羽本線で
行われるそうだが...

  昭和は遠くになりにけり

高度成長期にかかる頃、国鉄全盛期に製造された車輌たち...

この583系については<変態鉄>の耳にも今春での引退、という噂が聞こえていた。
しかも、<鉄>界の“デス・ノート”と呼ばれる、あの鉄道誌でも特集されていた。
今春の“勇退”は多くの<鉄>にとって“織込み済み”だったようにも思うが
それでもショックなのである。

先日は関東鉄道常総線のキハ100形の引退撮影会に参加したばかり。
水島臨海鉄道のキハ205も3月にお別れ運転。<変態鉄>にとって“気になる車輌”が
だんだん消えていくのである。
つまり、だんだん“出撃先”の候補が減っていくことになるわけで。

3月の休みも自宅でゴロゴロ...だろうか。嗚呼。

というわけで、成人の日の山梨への<乗り鉄>記。
大月駅近くの跨線橋から数分歩けば、富士急の上大月駅、その周囲で
ちょっと<撮り鉄>である。
……  ……

2017年1月9日(月・祝)雨のち晴れ

駅周辺の住宅街を抜け、市役所前付近から国道20号線へ。旧道だろうか、
道幅は狭く、主要国道にしてはクルマの量も多くない。

と、後で地図を調べて見ると中心街を避けるようにバイパスがあるみたいで。
大月橋手前の交差点で、国道20号線は富士急線をオーバークロス。

ちょうど、交差点付近の堀割にある片面ホームの無人駅が上大月駅。
その前後の堀割区間で撮ろうと...

予想よりも窮屈な場所。「どこで撮ろうか!?」、見回しているうちに
静かに上り列車が迫ってきていた。

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【2017年1月9日9時54分】 富士急行線・上大月-大月(後追い)

「富士山ビュー特急」である。そう、あのデザイナーの新たな“作品”は、
JR東海の「あさぎり」で活躍していた371系電車。御殿場線の特急から
富士急に転じて。富士山の南側から北側に転じてきて、「第2の車生」も
富士山を見ながら走ることになった訳である。

単線の富士急線、地方私鉄とは思えない高頻度運転なのである。
列車が次々にやってくる上に、沿線には富士山、観光鉄道でもあり、車種も多彩。
撮っていて、非常に忙しい路線である。

次の列車が来るまでに撮影地を探さないと。
上大月駅の南側は都留高校があって。学校敷地の地下に線路が敷かれたような
形になっており、それを抜けた先で。大月橋東詰の交差点からの国道139号線、
クルマの通行量が多いのだが、20号線とは違って歩道部分の除雪がされておらず
前に進むのにも難儀するくらいで...、次の電車がやって来てしまう!!
ちょっと焦りながら。

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【2017年1月9日10時04分】 山梨県大月市大月付近

桂川を渡る新しい橋が完成間近の都留高校南交差点を過ぎたあたりの堀割区間。
ちょっと俯瞰で撮れそうな感じ。

と、カメラを取り出すやいなや、すぐやって来たのは...

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【2017年1月9日10時06分】 富士急行線・上大月-田野倉

「ホリデー快速富士山3号」である。こちらは千葉から総武線経由で新宿、
中央本線を下ってきた列車だが、車輌は房総特急に充当されるE257系。

国鉄型でないと、撮っていて“燃える”ものが無い訳で...
このポイントで5両編成は長過ぎ。いわゆる、ケツ切れになっているが
そんなヤッツケ仕事なのである。

と、ちょっと列車間隔が開くところで周囲を観察。

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【2017年1月9日10時12分】 富士急行線・上大月-田野倉

最近ではめっきり見かけなくなった木製架線柱、富士急沿線には少なくなりつつも
まだ、まとまった数が残っているみたいで。某鉄道会社の方に伺ったところでは
役所から木製架線柱を早急に淘汰せよ...という話が来ているとかいないとか。

だから、あまり目立たないものだが、木製架線柱を見かけたら
できるだけ記録することにしている。

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【2017年1月9日10時21分】 富士急行線・田野倉-上大月(後追い)

「富士山3号」から15分ほどで上り普通電車。今度は6000形電車3両編成。
もとはJR東日本の205系、最初に投入されたのは山手線だった。
国鉄が通勤電車の車体に、本格的にステンレスを採用したのはこの形式から。
分割民営化を挟んでJRになってからも、東日本と西日本でそれぞれ増備された。

この編成は側窓が2段になっている。<鉄>の間では窓が漢字の「田」に見える
ことから“田窓”と呼ばれている。国鉄時代に山手線に投入されたグループの
特徴だった。増備途中から一段下降窓に変更されており、富士急に転入した
グループには両者が混ざっている。大月駅で撮った「マッターホルン電車」は
一段下降窓の車輌である。

続いて...

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【2017年1月9日10時45分】 富士急行線・上大月-田野倉

早くも「富士山ビュー特急」が折り返して戻ってきた。
道路脇の柵にもたれかかるようにカメラを構えないと...
3両編成はギリギリなのである。通りかかったクルマのドライバーには、
たぶん、不審者だと思われていただろうが...

こうやってフツーに写真を貼っているが、撮っているところは絶対に
見られたくない、そんなビミョーな格好でカメラを構えていた。

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【2017年1月9日10時51分】 富士急行線・田野倉-上大月(後追い)

隣の田野倉駅で交換したのだろうか、すぐに戻ってきたのは富士登山電車。
「富士山ビュー特急」と同じ、あのデザイナーのもう1つの“作品”は
もと京王5000系。

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【2017年1月9日11時01分】 富士急行線・上大月-田野倉

続いて6000形の下り電車。先ほどと同じ編成だろうか、テキトーに撮ったら
ケツ切れ撃沈になってしまい...嗚呼。

さて、そろそろ大月駅に戻らないと。

来たときと同じように上大月駅前の国道20号線まで戻って。
大月駅までは歩いてすぐなのである。

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【2017年1月9日11時14分】 富士急行線・大月駅

10分ほどで大月駅。さきほど撮ったばかりの「富士登山電車」が折返し待ちの
停車中。隣の留置線では6000形が休んでいて...

でも、このシーンを撮ったから??

JR大月駅に入ったところで、ちょうど下りの普通電車が発車するところ。
1本乗り遅れてしまった。と言うわけで、しばし大月駅で休憩。

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【2017年1月9日11時16分】 中央本線・大月駅

JR線のホーム上にも富士急線の改札口があって、JRの駅を出ること無く
乗換え可能な構造になっている。中央線下りホームをそちらに向かって
歩いていく途中、売店の付近にこのパネル。

現在の「あずさ」号、E257系をあしらった記念撮影ボードである。

そのヨコにはコチラ。

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【2017年1月9日11時16分】 中央本線・大月駅

歴代「あずさ」号の車輌のイラストが掲示されていた。
ただ残念なのは照明の映り込みが激しくて、正面から撮ることができなかったこと。

それにしても、このイラスト、車輌のラインナップがかなりマニアック。
181系のバリエーションもさることながら、
「E350-100」という基本編成と付属編成の“つなぎ目”の顔まで。
「スーパーあずさ」のノッペリした方の顔を見ることが出来るのは大糸線内に
普段は限られるのだが...
あと、「あさま色のあずさ」もちゃんと描かれているのである。

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【2017年1月9日11時19分】 富士急行線・大月駅

さらに前側に進めば、富士急線のホームを一望できる。
道路側のホームには「富士登山電車」が停車中、一方、こちら側には
「トーマスランド号」が停車していた。富士急に残る自社発注車は、
これが最後の編成だろうか。

短時間の滞在ながら、富士急の主な車輌たちを一通り見ることが出来て、
<鉄>として大満足だったのである。

さて、次の電車が来るまでに...(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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