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銀世界の山梨へ(5=最終回)紺色の“山男” [鉄分の濃い旅行記録]

この記事を書いているのは月曜のお昼。そう、久々のお休みだったのである。
それならば出撃は...??

でも、いまニクタイヒロージ、そう「肉体疲労時」。
無理して出撃することもできただろうが、何と言っても天気予報が「曇りのち雨」。
目覚まし代わりのケータイのアラームを切って、9時頃まで寝ていたのだが、
ベッドの中から窓のカーテンを開けてみると、外は青空!!!

ちょっとがっかり。それなら、出撃しておけば...嗚呼。
今週は勤務の関係...というか、無理矢理というか、週休3日にしようと画策中。
あと2回は、行きたいところも決まっていて。天気が気になるのだが...

ということで、1月9日、成人の日に中央線で出かけた話題の最終回。

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【2017年1月9日12時21分】 山梨県甲州市・勝沼ぶどう郷駅付近

この機関車を実見してみたい...というのが、キッカケだったのである。
現役時代には全然意識していなかったのだが...、居なくなると撮りたくなる。
中央本線や伯備線など、振り子特急が走る区間の貨物列車の牽引機と言えば
EF64型電気機関車だった。その「0番台」は山岳路線に挑む機関車でありながら、
均整のとれた車体デザイン、なぜ、あれほど頻繁に倉敷に出撃しながら、
一度も撮りに行かなかったのか...、20代の頃の自分を殴ってやりたい心境。

そんな機関車を“発見”するまで、ちょっとイライラしたのだった。

……  ……

2017年1月9日(月・祝)雨のち晴れ

勝沼ぶどう郷駅(当時は勝沼駅)は1968年の中央東線複線化まで
スイッチバック式だった。いまでは旧線跡にはサクラが植樹され、お花見の名所
としても有名、「甚六桜」として知られているのだとか。

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【2017年1月9日12時11分】 山梨県甲州市・勝沼ぶどう郷駅付近

そのスイッチバック時代の旧駅ホームが残されていたのは駅の西側、塩山側。
こちら側が公園として整備されていたのを見つけたので、この付近にEF64も
保存されていると思い込んで疑わなかった<変態鉄>。

公園の終端部まで来て、「何かおかしい!!」と気づいたのだった。
すれ違う人の姿も無く。仕方なく駅まで引き返したのに、帰りの電車の時刻も
迫っていて、「もし、空振りだったら??」、焦るとイライラしてくる。

いったん駅まで戻って今度は反対側、大月側を“捜索”してみることに。

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【2017年1月9日12時19分】 山梨県甲州市・勝沼ぶどう郷駅付近

と、線路付け替えまでの中央本線の“廃線跡”が遊歩道に転用されているという
情報は得ていたのだが、そのトンネル部分の通行止の告知が駅の東側、大月側に。

その後ろを見てみると、こちら側も公園のようになっていて。
こちら側もかつてスイッチバック式だった頃には線路が敷かれていた部分。

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【2017年1月9日12時19分】 山梨県甲州市・勝沼ぶどう郷駅付近

「駅前甚六公園」の看板の後ろには...

おおーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ !!

紺色にクリーム色、<鉄>としては「青15号+クリーム1号」となるのだが...
一段高いところを通る中央本線の築堤をバックに。

でも、その前に。地元、甲州市はこの勝沼ぶどう郷駅周辺の旧線跡の保存に
結構、気合いが入っているのだろうか。こちらには中央本線と勝沼駅の歴史が
簡潔にまとめられた説明看板が立てられていた。

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【2017年1月9日12時20分】 山梨県甲州市・勝沼ぶどう郷駅付近

と言うわけで、説明看板の写真を。う~ん、説明を省く手抜きブログ。
ちなみに、この説明文の冒頭に出てくる「初鹿野駅」とは、勝沼ぶどう郷駅の
1つ東京寄り、甲斐大和駅の旧名である。

その後ろには...

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【2017年1月9日12時31分】 山梨県甲州市・勝沼ぶどう郷駅付近

EF64 18号機である。青とクリームの塗り分けは国鉄型直流用電気機関車の“正装”。
貫通扉の下に「2」と書かれているのは、機関車の向きを表す。
JR貨物の機関車には一部にこういう標記がなされていたはず。いまは2位側を
東京側に向けて保存されている。

と、この機関車の来歴についてグダグダと書くのが拙ブログの毎度のパターンだが
でも、説明看板が詳しすぎて。こういう公園の保存車の説明板というと、
マニア目線で見ると「ありえないこと」が書かれていたりすることも多いが...

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【2017年1月9日12時21分】 山梨県甲州市・勝沼ぶどう郷駅付近

極めて詳細な記述である。

EF64 18号機、昭和41年(1966年)に東芝で落成、新製配置は甲府。
平成17年(2005年)に塩尻(長野県)で廃車になるまで、主に中央本線で
活躍してきた機関車である。

廃車後、平成18年(2006年)にこの公園に保存されたというのだから、既に10年。
若干、錆の出ている箇所もあるものの外観にはあまり傷みも見られず、塗装も
キレイで見た目には現役車のような...

と、後ろに写っているのは、現在の中央本線の勝沼ぶどう郷駅構内。
ちょうど下り列車が来てくれたら、並びシーンが撮れるのだが...

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【2017年1月9日12時23分】 山梨県甲州市・勝沼ぶどう郷駅前付近

と思っていたら、このシーンである。
慌てて撮った。このEF64型を置き換えたのは、EH200型ブルーサンダー、
折しも、そのブルーサンダーが牽く貨物列車が通りかかってくれた。

ちょっと強引だが、新旧中央東線の貨物牽引機の並びシーンである。

ということで、あっさりと目的を果たしたのだった。

さて、そのEF64のヨコには...

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【2017年1月9日12時21分】 山梨県甲州市・勝沼ぶどう郷駅付近

「雨に強い中央線」の文字。ちょっとツッコみたくなるのだが...
でも、近年のJR東日本八王子支社の努力によって大雨による運転見合せを
減らすための取り組みが行われているとのこと。

さらに、その大月側には...

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【2017年1月9日12時25分】 山梨県甲州市・勝沼ぶどう郷駅付近

こちらにもホームのようなものが。位置関係から考えると駅の西側の公園に
あったホームと一連のものにも見えなくは無いが、こちらは煉瓦積みである。
ベンチのある東屋が建てられ、旧ホームという雰囲気はない。

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【2017年1月9日12時28分】 山梨県甲州市・勝沼ぶどう郷駅付近

その先、スイッチバック式時代の構内の引き込み線終端部付近まで入れるように
なっていた。(この先の遊歩道は通行止)

旧駅当時には駅構内の線路が1キロ近かったという。
その東側終端部は小さな川を渡る付近。その川の対岸に小さな橋台が残っているのと
左側、現行の中央本線が通っている築堤の下に河川を通す隧道(トンネル)が
確認できる。

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【2017年1月9日12時28分】 山梨県甲州市・勝沼ぶどう郷駅付近

説明板によると、明治時代の中央線開業に合わせて造られたものだとか。
いまは近づけないようになっているのだが、煉瓦の積み方にも特徴があるみたいで
またの機会にゆっくり観察してみたい。

……  ……

ということで、勝沼ぶどう郷駅に戻ってきた。

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【2017年1月9日12時34分】 中央本線・勝沼ぶどう郷駅

改札口近くの時刻表には「12:41 高尾」の表示、急いで階段を駆け上がったが、
「特急が遅れたため、4分遅れ」。12:45頃に到着。

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【2017年1月9日12時39分】 中央本線・勝沼ぶどう郷駅

モハ211-3という若い番号は、国鉄時代に東海道本線に投入されたグループ。
車内は4人ボックスシートが中心の、伝統的な中距離電車の車内レイアウト。
ボックスシートで車窓を眺めつつ、ノンビリしたかったのだが...

意外にも、車内にはほとんど空席は無く。ドア横のロングシートで。

……  ……

このまま、甲府、小淵沢と足を伸ばしても良かったのだが...
帰路を急いだのは、もちろん、この日が2日目だった大相撲初場所。

15時までに帰宅できるような時刻を検索していた。そう、帰宅時間から割り出して
プランを組んでいたのである。

上野原付近から車内はほぼ満員に。高尾駅では13:54発の中央特快。
途中、国分寺駅で車内急病人救護で5分遅れ、それでも14:39頃に新宿駅に
到着したのだった。(おわり)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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コメント 2

johncomeback

ご指摘ありがとうございます、訂正しました。
今週末は僕も出撃、北陸へ乗りにいきます(^-^)
by johncomeback (2017-02-22 07:18) 

あるまーき

johncomebackさん

コメントありがとうございます。
北陸へは、行きたいのですが...なかなか。「今年こそ」と思いつつ、ずっと後回しになっています。
旅行記、拝見できるのを楽しみにしています。
by あるまーき (2017-02-22 09:50) 

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