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サクラ咲く、富山へ(10)雨の神岡を後に。 [保存車・廃線跡]

明日、というか、今日というか...
29日は両国の国技館で「稽古総見一般公開」。始発で駆けつければ、枡席で
幕内までの稽古風景を見られる格好のチャンスなのだが、今年は...

29日も通常勤務なのである。嗚呼。

五月場所まで、あと半月。やはり、気になるのは横綱 稀勢の里だが、
高安の大関昇進も気になるわけで。初場所、三月場所と盛り上がっていた。
はたして、今場所は。稽古総見一般公開の模様はTVのニュースで確認するしかない。

そんな5月場所が話題になる時期がやって来ても拙ブログは、相変わらず、
サクラの時期の話題がたまっている。

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【2017年4月8日14時32分】 旧神岡鉄道・神岡大橋駅

4月8日の「おくひだ1号」撮影記。いよいよ、この日の最終運転である。


……  ……

2017年4月8日(土)曇り時々雨

雨は断続的に強くなったり弱くなったりを繰り返し。でも、晴れそうな気配は
一切無く。写真を撮っていて、なかなか辛い状況だった。
普段の<撮り鉄>なら、シャッター速度が足りなくて「被写体ブレ必至!」と
悩むところ。14時台の路線バスで帰路に就いた人もいたのだろうか、沿線で
カメラを構える人の数も、最後の第5便が近づくにつれて徐々に減少し。

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【2017年4月8日14時07分】 旧神岡鉄道・神岡大橋駅

雨脚が激しくなってきた14時過ぎ、<変態鉄>は折り返し点である神岡大橋駅へ。
県道から坂を下ったところにある、1両編成がギリギリという短いホームだけの
無人駅だった。黄色いジャンパーを羽織って、警備にあたるスタッフに許可を
とってホームで撮影。

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【2017年4月8日14時07分】 旧神岡鉄道・神岡大橋駅

ホームの向かい側にはこんな“車両”が。
「1」両の停目標識と比べると、かなり小ぶりな車両とわかる。神岡線の線路と
平行に並べられているが、たぶん、軌間は762 mmか610 mmのナロー。
鉱山内の専用線のようなもので使われていたのだろうか!?

でも、周囲にナローの軌道は見られないので、用途は不明だが、状態も良好で。
保存車だとしたら定期的に整備されているのだろうか。これは謎。

第5便の往路は、神岡大橋駅への入線風景を。

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【2017年4月8日14時26分】 旧神岡鉄道・神岡大橋駅

こう見ると、「廃線跡で行われているイベント」というよりは現役の列車のようで。
11年前まで、毎日、こんな風景が見られていたのだろうか。

こちらの駅では乗降はしないことになっている。
「体験乗車」なので乗車地と降車地が違うわけにはいかない。そうしたら、
“旅客輸送”ということになり、イベントではなく正式な「鉄道事業」になって
しまうので、ちょっと現実的ではなくなってしまうのである。

と言うわけで、すぐに折返し。

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【2017年4月8日14時27分】 旧神岡鉄道・神岡大橋駅

<変態鉄>は三脚を畳む時間も惜しんで、大急ぎで坂を上って県道に戻り...

ちょうど運転士さんがいったんホームに下りて、車外を通ってエンド交換。
折返し準備中である。

そして...

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【2017年4月8日14時32分】 旧神岡鉄道・神岡大橋駅

こちら側のヘッドライトが灯ると、まもなく折返し出発である。

とにかく光量がなくて撮影には厳しい状況だったが、正面がちに。
自分の立っている地点のすぐ下を通り、道路を潜って高原川に沿って走り去る
KM-101号車の姿を目で追ったのだった。

これで撮影終了!!

でも、ズブ濡れ。ちょうど線路をオーバークロスする道路上には神岡大橋の
バス停があって、そこに簡素な待合室。カラフルなキノコのような...
ちょっと広めの電話ボックス程度。そのベンチに腰を下ろして、カメラバッグの
中をようやく整理することができた。

そこへスタッフの方。神岡大橋駅のホーム上に、ぬぁんと集音マイクの忘れ物。
動画派の方が忘れていったのだろうか。<変態鉄>にも確認してくれたのである。
「本部に届けるかぁ...」、オジサンたちが引き上げた後は、まさに“宴の後”。

……  ……

カメラマンと小旗を振る地元の方々であれほど賑わっていた線路沿いの道にも
人の姿はなく。雨の強まる中をひとり歩いたのだった。

再び、奥飛騨温泉口駅。こちらも片付けが本格化していた。

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【2017年4月8日14時59分】 旧神岡鉄道・奥飛騨温泉口駅

この日の主役だった「おくひだ1号」は、秋まで奥飛騨温泉口駅構内の側線上に
展示されるとのことで。前面のエンブレムは取り外され、スタッフの手で駅舎内の
倉庫へと運び込まれ。

廃線以来、この奥飛騨温泉口駅を有名にしたのは、レールマウンテンバイク。
4月から秋まで予約すれば、神岡鉱山前駅付近まで2人乗りの軌道用自転車で
疾走することができる。最近では予約が取りづらいほどの人気なのだとか。
飛騨古川からバスで30分ほど、飛騨高山や新穂高、平湯温泉など有名な観光地を
周辺に抱えるとはいえ、あまり観光客が立ち寄るような...

そう考えると「ローカル線」というものは存在自体が観光資源として
非常に意味があるという某鉄道会社の社長さんのおっしゃることの“証明”でも
あるような。

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【2017年4月8日15時00分】 旧神岡鉄道・奥飛騨温泉口駅

4月、今シーズンのレールマウンテンバイク(MTB)が始まるわけで。
「おくひだ1号」が戻ってきたら、すぐに式典会場を片付けてMTBの乗り場としての
奥飛騨温泉口駅に“衣替え”。

体験乗車のために構内に“疎開留置”されていたMTBたちを駅舎内の倉庫に向けて
“回送”していた。う~ん、長編成。

最後部の自転車にスタッフが乗り込んで、これだけの長編成を“推進回送”である。
これだけ長くても結構、軽々と走っている感じだった。ゴムタイヤで舗装道路を
走るよりも鉄の車輪でレールを走る方が、いかに摩擦係数が小さいのか...、
つまり、鉄道の優位性の1つの証明だろうか。

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【2017年4月8日15時15分】 旧神岡鉄道・奥飛騨温泉口駅前

片付けの進む駅舎を出て、駅前のバス乗り場へ。
とはいえ、雨は止むこと無く。バス停のある駅前の広場には「トロッ庫」と
呼ばれる立山砂防なども含めた、トロッコ車の展示スペースがあり、
それらを観察してみたかったが、雨では...ちょっと億劫に。

次の富山ゆきバスは、神岡営業所を17:00発の地鉄特急バス。それに接続するのは
奥飛騨温泉口駅を16:34発の神岡営業所ゆきだが、その前に、同じ濃飛バスの
“吉田線”15:56発の神岡営業所ゆき。とはいえ、約1時間待ちだった。う~ん。

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【2017年4月8日16時13分】 岐阜県飛騨市神岡町船津 ・濃飛バス神岡営業所

神岡線の線路とは離れて、神岡の市街地を通って営業所には16:47着。
実はこのバスに「神岡城口」というバス停があって、そのアナウンスで、
神岡というのが実は城下町だと知った...という<変態鉄>なのである。

営業所には小さな待合室があったが、先にこちらに戻っていた“同業者さん”と
思しき人たちですでに“満席”。外で待つしか無かったが、16時頃には
すっかり雨も上がって。

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【2017年4月8日16時13分】 岐阜県飛騨市神岡町船津 ・濃飛バス神岡営業所

バス停の前にズラッと並んで待っていたわけである。皆さん、カメラバッグを
掲げた“同業者さん”。何だか不思議な光景である。

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【2017年4月8日16時23分】 岐阜県飛騨市神岡町船津 ・濃飛バス神岡営業所

16:20過ぎ、地鉄特急バスが到着、このバスがいったん入庫。
16:55発の高山BCゆき特急バスが、濃飛バスの2ドア路線車で発車していくと
ようやく停留所に地鉄バスが据え付けられ。

神岡始発の地鉄特急バスは、帰りも順調に走ってくれて。
実はこのとき、<変態鉄>はちょっと慌てていた。ケータイの充電ケーブルを
持ってくるのを忘れてしまっていたのである。前の晩、ケータイに充電しながら
寝ようと思って、バッグの中を探し回ったのだが...

電鉄富山の駅ビル「エスタ」には100円ショップがあるのだ。
しかも1フロアを独占する大型店(!?)、やはり、ここにはケータイの充電ケーブルの
在庫があって。しかも、USB接続タイプ。ホッと一安心。
夕食を済ませて、ホテルに戻ったのだった。

……  ……

このとき、まさか、この直後に“悲劇”が待ち構えているとは思っていなかった。
いつも通り、ホテルの部屋に戻ってカードリーダを介してPCにCFを...
あぁ、思い出すのも...う~ん。

でも、翌日は日の出前に集合時刻。普段、寝る時刻に起きるくらいの...
とにかく早々に寝るのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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コメント 2

浅野毅

え!ここで明日の朝に備えてって?
まさかJR高山線代行バスの撮影に富山駅前来られなかったのですか?
by 浅野毅 (2017-04-29 21:51) 

あるまーき

浅野様

コメントありがとうございます。
このとき、自分のアタマの中は「9日の朝、寝過ごしたら大変だ」という1つのことで占められてしまっていました。もし、撮りに行く計画をしていたとしても、カメラの記憶媒体(CF)のトラブルでそれどころではなくなっていたかと思います。申し訳ありませんでした。

なお、次回(高山線でなくても)機会があって、青バスが「列車代行」で走ると分かっていれば、必ずや、馳せ参じますので、何卒よろしくお願いいたします。
by あるまーき (2017-04-30 00:09) 

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