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7000形を待つ間に(5=最終回)夜の飛鳥山(5,6月の都電荒川線) [都電を追って[都電荒川線]]

6月もまもなくおしまい。早いもので今年もすでに折り返し点に差し掛かるわけで。
いつも書いているように、何だかあっという間なのである。

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【2017年6月11日10時41分】 都電荒川線・荒川電車営業所

2017年上半期の<変態鉄>の趣味活動の中心は、何と言っても、都電7000形。
昨年までは、4月から7月まで水島臨海鉄道キハ205を追いかけていたわけだが、
それに比べれば、何ともサイフに優しい被写体だったが(笑)。

6月11日のイベントをもって、7000形が...、本当の「都電」を知る最後の電車たちが
引退してしまったわけで。

拙ブログの「都電荒川線」シリーズも、ひとまず今日で最終回。
<鉄>として、<撮り鉄>の端くれとして、5月、6月に荒川線を撮った写真を
一気にご紹介したい。

……  ……

まずは...

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【2017年5月28日11時02分】 都電荒川線・向原-大塚駅前(後追い)

8500形、<変態鉄>が、わずかな小遣いをやりくりしてカメラを持って“出撃”
するようになった頃、これが最新型車両だった。というか、荒川車庫で
吊りかけ駆動でない電車はこれだけだったということだろうか。

白地に緑帯という<変態鉄>が一番多く撮った荒川線の“標準色”を今も残す
最後の形式になってしまった。8502号車は7000形の引退記念の装飾が施され、
その7000形に変わって連日、運用に入ってくれた。

7022号「あおおび」に掲出されたお別れヘッドマークとお揃いのマークを、
しかも、反対側に掲出してくれて...、都交通局のサービスぶりには、ちょっと
驚いてしまった。

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【2017年5月28日13時45分】 都電荒川線・大塚駅前-向原(後追い)

7000形亡き後の都電荒川線で最大の“スター車両”となるのは、やはり、
この9000形だろうか。車内は電灯色のLED照明、木目調の内装...

「都電さくら号」「都電バラ号」、さらにハロウィーンやクリスマス...
四季折々の装飾電車として活躍するのもこの車両である。それだからだろうか
「貸切」運用に入ることも多く。荒川線は、1万数千円で貸切運行が可能。
いま思えば、お願いして7000形の貸切を走らせても良かったような。
吊り掛けサウンドを思いっきり、録音したかったのだが...

そして、6月9日の夕方...

午後から突如として、7022号「あおおび」が出庫。三ノ輪橋-早稲田間の
通常運用に入るという、サプライズがあった。<変態鉄>も急遽駆けつけ、
17時過ぎの巣鴨新田から撮影した。

その最後、夜の帳が下りた飛鳥山交差点。
それが最後の撮影機会になった。その前の運用が大塚駅前ゆきだったから、
後続電車で飛鳥山に到着して、撮影までは15~20分ほど。

歩道からテキトーに撮れば...とはいかない。あの大通り、植え込みの木々の葉に
遮られて、なかなかカメラを構えられる場所が...

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【2017年6月9日19時31分】 都電荒川線・飛鳥山-王子駅前

まずは、8800形の荒川車庫前ゆき。この19時半を過ぎると、やってくる電車の
半数近くは終点まで行かずに、車庫前で入庫となってしまう。

さて、このポイント、いつもは歩道橋から俯瞰するのだが...、
ここ、道路信号の関係で王子、三ノ輪橋方面の都電は必ず1~2分間の信号停車。
その間にできるだけコマ数を稼がないと...

Av(絞り優先オート撮影)で絞り値は「f8」に設定するのが<変態鉄>のバルブの
“流儀”なのである。もちろん、EOSくんを三脚に固定している。
露光時間(シャッター速度)は2~4秒、やはり、バルブにしては明るい環境。

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【2017年6月9日19時33分】 都電荒川線・飛鳥山-王子駅前

続いて、最新の8900形。「東京さくらトラム」のPRマーク付きの車両である。
真横から狙うことになるので、あまり目立たないが、でも、よく見ればマークが
確認できるのである。昨日、その愛称については...、でも、良い記録にはなった。

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【2017年6月9日19時38分】 都電荒川線・飛鳥山-王子駅前

続いて7700形。
20時近くなっても、明治通りのクルマの量は決して少なくならないわけで。
信号待ちする7700形の後ろに光の帯ができるのである。

でも、気になるのは電車の停止位置。
数メートルの違いなのだが、道路信号の停止線ギリギリに止める運転士さんと
飛鳥山電停前の歩道を過ぎて、車道に入ったところで停車する運転士さん...

2タイプいらっしゃるみたいで。前の2両の運転士さんは“後ろ”派だった。
でも、こちらの7706号車の運転士さんは“前”派だったみたい。

そう、まもなくやってくる7022号「あおおび」の、今日の運転士さんは...???

三脚使用と言うことは、簡単には構図を変えられないわけで。
祈るしか無かったのである。

いよいよ。飛鳥山電停での客扱いが終われば、ゆっくり前進して
道路併用区間に躍り出てくる。はたして...

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【2017年6月9日19時44分】 都電荒川線・飛鳥山-王子駅前

停止位置は“後ろ”!!
三脚のネジをちょっと緩めて、EOSくんを微調整、締め直しながら水準器をチェック。
信号が変わるまで時間は十分あるとは分かっていても、でも、もう大慌て。
必死でレリーズボタンを。でも、その間にも交差点を右折してきたクルマが
自分の前を通り過ぎたり...。露光時間の2秒間が、ものすごく長い時間に
感じられるのだった。

信号が変わって、あの歩道橋の下を潜って王子駅前へと続く急な下り坂へと
向かっていく「あおおび」を見送って。
いま、「あおおび」は車庫前ゆきの表示だったので、時間帯から考えても
このまま入庫するはず。そう、あの行き先は撮影終了の合図でもあったのである。

カメラを片付けようとしているうちに、後続電車がやって来た。

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【2017年6月9日19時47分】 都電荒川線・飛鳥山-王子駅前

こちらは、何と「赤いレトロ」9001号車だった。
というわけで、ちょっとだけ“延長戦”、早稲田ゆき電車に乗り込んだのだった。

……  ……

やはり、最後は<変態鉄>が長く険しい(??)「金失いの道」に入って、はじめて
「この電車に乗りたい」と思って...、『乗ること』だけを目的に乗った電車、
黄色に青帯の都電7000形電車の最後の姿を。

もちろん、ここで撮った。

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【2017年5月28日13時09分】 都電荒川線・巣鴨新田-大塚駅前(後追い)

早稲田ゆきとして大塚駅前に差し掛かる。ちょうど数十メートルだけの
“ヘンな併用軌道”のところで。

そして...

6月9日(金)の夕方の運用が、都電7000形にとっての最後の「平日運用」になった。
(翌10日(土)が最終運用、11日のイベント展示が“現役最後の仕事”となった)

このときは、アジサイと絡めて大塚駅前で撮って、そのまま後続電車に駆け込み...

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【2017年6月9日18時52分】 都電荒川線・荒川区役所前電停

4月の「あかおび」7001号の引退の時と同様、最後は、定番のココ。
スカイツリーをバックに夕暮れの下町をゆく「あおおび」。
最終運行を翌日に控えてもなお、当たり前のように通常の夕ラッシュの運用で。
<速報版>に載せたのと同じ画像、でも、RAW現像で明るさを補正して、こちらは
明るく見えるようにしてみたのである。

このときの行き先が「大塚駅前」であることに安堵していた<変態鉄>。
そう、大塚駅前ゆきということは折り返して戻ってくるのを撮るチャンスが
もう1回あるということ。大急ぎで飛鳥山に駆けつけたのだった。

006_DPP_00001275.JPG
【2017年6月9日19時44分】 都電荒川線・飛鳥山-王子駅前

再掲となるが、これが、<変態鉄>にとって、車庫内の、イベント時では無くて
“現役”として運用中の姿を撮った最後の1枚になった。

何も、大げさに言っているのではなく、この写真を撮っている間、レリーズを
握る手がちょっと震えてしまっていたのだった。(おわり)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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