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美作にキハを追って(11)「駅長ーーーっ!!」 [保存車・廃線跡]

あまり欲張らずに、次の機会に撮りたいものを残しておこうと...
そうは言っても、初訪問の吉ヶ原。見るもの全てが「初めて」なのであり、
いろいろと撮ってきた。

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【2017年7月2日14時35分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅

次回訪問時に、もう少し踏み込んでよく観察してみたいと思ったものも含め、
いろいろと、まとめて2回に分けてご紹介して、7月2日の吉ヶ原訪問記を
締めくくりたい。

……  ……

2017年7月2日(日)くもり一時雨

同和鉱業片上鉄道線は、そもそも柵原鉱山で産出される硫化鉄鉱を瀬戸内海に面した
港町、備前片上まで輸送することを目的に敷設された。

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【2017年7月2日9時30分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅

終点・柵原の1つ手前の駅だったのが吉ヶ原。
鉱物の積み込み施設があり、多くの貨車が留置されていた時代もあったとか。

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【2017年7月2日14時32分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅

その吉ヶ原駅には、いまも駅長さんがいて、人気の的となっている...

が...

真夏の暑さ、雨上がりのジメジメ...、そんな辛い状況だったからだろうか。
その「駅長さん」は...

キハ702の展示運転に“乗務”して、吉ヶ原駅に到着した保存会の方が声を上げる。

「駅長ーーーっ!!」

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【2017年7月2日14時31分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅

「何、休んでいるんですかぁ~」
駅長ネコの「コトラ」。ホーム改札口ヨコのベンチ下に潜り込んで休憩中。
<変態鉄>としても、EOSくんを構えて結構待っていたのだが、残念ながら
そのお姿を撮ることはできずに。

これは次回訪問時への“宿題”となった。

でも、そんな猛暑でも、こちらは元気だった。
「吉ヶ原」の駅名板近くに陣取ってホームに進入してくるキハ702号の姿を撮ろうと
していると、足下で“何か”が動いたのである。

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【2017年7月2日14時45分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅

「おっと...」
危うく、体重95 kgで踏み潰しそうになってしまった。危機一髪。
カエルさんは元気に飛び回っていたのである。

さてさて、今回、見学できなかった「鉱山資料館」も次回への“宿題”。
鉱山関係から「なぜ、ここに!?」と思うものまで、周囲にはたくさんの保存車の姿。

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【2017年7月2日9時22分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園

鉱山内での採掘場への人員、機材の輸送などに使われたトロッコ牽引用の
小型機関車だろうか。説明看板が出ていたような出ていなかったような...

キハを撮るのに夢中で、1枚スナップしただけ。だから説明は...

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「カッツアイ!!」
するしかないのである。ちょうど吉ヶ原駅のホーム、旧型客車が留置されている
裏側あたりの芝生のところに保存されている。

その前側、ホームを外れた付近にいるのが...

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【2017年7月2日9時34分】 片上鉄道保存会・吉ヶ原駅

「ワム」、いやいや音楽関係では無い。
“パレット積み有蓋貨車”である。国鉄からJR初期まで、<変態鉄>が撮るように
なった頃でも、貨物列車には当たり前の貨車だった。

「ちぇっ、ワムハチかよ~」
と、悪態をつく<鉄>もいたくらい。「とび色」に塗られた貨車は当たり前の
存在だった。国鉄のワム80000形有蓋貨車。姿は変えずにワム1800形として
国鉄末期に片上鉄道入り。吉ヶ原までの線内輸送、おもに肥料輸送に使われていた
とのこと。合計10両が活躍していた。

貨車、ディーゼル機関車、客車、ディーゼル動車と同和鉱業片上鉄道線を走った
合計11両が保存されているのだが、それ以外にも、ちょっと謎な保存車(?)の姿も。

鉱山資料館の裏手にあたる位置に鎮座していたのが...

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【2017年7月2日12時45分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園

キハ7001号車(の前頭部)である。
自分にとって、あまり馴染みのないキハなのだが...

夕張鉄道により、1955年(昭和30年)今は無き、新潟鐵工所で製造された1両。
炭鉱の衰退も関係して、夕張での活躍は15年ほど。1973年(昭和48年)には
水島臨海鉄道へ、その数年後、岡山臨港鉄道(1984年廃止)に移籍。
同線の廃止と命運をともにした。美作市内で店舗として活用された後、2012年頃
解体撤去の方針が決まったが、その前頭部だけを譲り受けて再整備の上、
この地に保存しているらしい。

JR宇野線の大元駅から岡南方面に伸びていた路線だというのは聞いたことがあるが、
<変態鉄>には、あまりピンとこない路線なのである。
でも、意外な形で、かつて水島臨海鉄道を走った車両を見ることができた。

それから...

駐車場の方に歩いて行くと、道路沿いに突如として姿を現したのが...

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【2017年7月2日9時38分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園付近

この焦げ茶色の“物件”。

どう見ても、これはロクサン国電(→ 73系国電)である。
オデコのヘッドライトは取り外されているのか、それにサボ受け周囲など
下部を中心に腐食が目立ち、決して状態は良くないのだが、戦中戦後に大量生産
された「国電」がその姿を残していた。

たしか、こちらは広島県内で保存されていたものだっただろうか。
キハを撮りに来て旧型国電に出会う...<鉄>として、<変態鉄>として
ちょっと驚いた瞬間だった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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コメント 2

とし@黒猫

カッツアイ???
初めて聞きました。初めて見ました。
by とし@黒猫 (2017-07-18 10:23) 

あるまーき

とし@黒猫さん

コメントありがとうございます。
これ、しばらく前にやっていた、渋谷にある某公共放送のコント番組の1シーンです。自分は、あまり、そういう番組を見る方ではないのですが、なぜかこの番組だけは結構見ていました。
by あるまーき (2017-07-18 11:31) 

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