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20180302 阪堺モ161形撮影記(9)子を撮るなら親も!? <後編> [その他の鉄話]

ついこの前、正月だったと思ったら、いつの間にか、サクラの開花予報が流れる時期に。
そうなれば、やはり房総のキハたちが気になってくるわけで。

ただ、行きたくても、なかなか行けるチャンスが無いのである。

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【2017年4月14日15時37分】 小湊鐵道線・上総久保駅付近

聞くところでは、今シーズン、房総の菜の花の開花は少し遅れ気味なのだとか。
メディアに取りあげられることが増え、小湊鐵道も、いすみ鉄道も“名所”はツアー客で
ごった返し、一部は無秩序状態になっており。

だからこそ、こうした“穴場”を探して撮りたいと思っている。

さて、日帰りの撮影記を何話まで引っ張るんだ!!

というお叱りの声が聞こえてきそうだが、まだまだ続く、3月2日の阪堺電車撮影記。
17時の住吉大社駅ホームで南海電車を撮ったのだった。

……  ……

2018年3月2日(金)晴れ

列車の接近は上下線の高架の壁面に付いている、この表示灯をみて...

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【2018年3月2日17時17分】 南海電鉄南海本線・住吉大社駅

点灯した矢印に応じて、カメラの構え方を決めるという撮り方。

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【2018年3月2日17時18分】 南海電鉄南海本線・住吉大社駅(後追い)

上り急行線を通過していくのは、特急「サザンプレミアム」。
昨日の記事に載せた特急「サザン」の新型車輌...だということ以外、わからない
<変態鉄>なのだが。

この写真、目を凝らすと、隣の粉浜駅を発車せんとする普通電車の姿が見えている。
続けて、その普通電車が...

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【2018年3月2日17時19分】 南海電鉄南海本線・住吉大社駅

8000系4連の羽倉崎ゆき。関東私鉄で標準仕様となっている総合車両製作製のJR東の
通勤電車をベースにした、俗に言う“走ルンです”、関西初進出っ!! である。

このとき、ちょっと気づいてしまったことがあった。
前面窓下には黄色く光る横長のライトが付いている。

たぶん、これは“識別灯”とか“通過表示灯”とか言われる(社によって呼び名が違う)
もので、各駅停車では消灯、優等列車では点灯で走ることで線路際の保線作業員に
通過列車の存在を知らせるものだと思うのだが...

すぐ後から追いかけてきた、和歌山市ゆき急行も8000系。

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【2018年3月2日17時20分】 南海電鉄南海本線・住吉大社駅

こちらは窓下の左右の表示灯が点灯しているが、1枚上の羽倉崎ゆき普通では、
なぜか左側しか点灯していないのである。

「電球でもないのに、タマ切れ??」、ちょっと不思議な気がして...う~ん、気になる。

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【2018年3月2日17時22分】 阪堺電軌上町線・住吉電停付近(住吉大社駅から撮影)

「あれっ!?」
上下、どちらのホームにも電車が進入していないタイミングで、至近距離から電車の
走行音が聞こえてくることが時折。そう、阪堺電車の住吉電停は目と鼻の先。

逆に、住吉の、あの信号のところでカメラを構えていると高架線を通過していく
南海本線の電車がよく見えるわけで。

さて、そんな間に、自分が立っている上りホームに再び難波ゆき普通が到着。

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【2018年3月2日17時28分】 南海電鉄南海本線・住吉大社駅

よく見れば...
この7100系も腰のところの識別灯は「片目」である。

「なぜだろう??」と疑問に思って、というか、この記事を書く際のネタ集めで調べたら、
ぬぁんと、南海電車では“普通”と“各停”が違う種別なのだとか。

書類上...ではなく、実際の運行上は南海本線と高野線は、難波駅を出発した後、
岸里玉出駅まで並行して走る。その間、今宮戎と萩ノ茶屋の2駅は、高野線側には
ホームがあるが、南海線にはホームが無いので、全列車が通過扱いとなっている。

むかし、線路容量に余裕があった時代には、住吉・堺方面の電車の中にも岸里玉出駅まで
高野線の線路を通って、今宮戎と萩ノ茶屋の両駅にも停車してから南海線に入る列車も
あったのだそうだが、かなり昔に無くなっており。
だから、現在、南海本線の全停車駅に停まる列車は「普通」、でも、大阪市内の2駅は
通過しており、同区間の今宮戎と萩ノ茶屋の両駅に停まる高野線方面の電車が「各停」。
そのあたりが、この「片目だけ識別灯」の理由と推察したのである。

乱暴に言えば、難波-岸里玉出の南海線と高野線の関係というのは、東京-横浜間の
東海道本線と京浜東北線のような関係と似ているだろうか。

17時半、陽もだいぶ弱くなってきて。もう日没、そろそろISO感度を上げても
被写体ブレが避けられない時間帯になってきたようで...

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【2018年3月2日17時29分】 南海電鉄南海本線・住吉大社駅

再びの「空港急行」。
8000系電車の車内はすでに夕方のラッシュが始まっているようで。

<変態鉄>が“南海らしい南海電車”と思っていた、7100系も撮れたし、
特急「サザン」も「サザンプレミアム」も...

でも...

あれだけ、まだ見ていないような...

せっかくだから、と「あれ」が通過するのをじっと待っていた。

それは...

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【2018年3月2日17時35分】 南海電鉄南海本線・住吉大社駅

関空特急「ラピート」である。この独特のフォルム...
早いもので、開業から四半世紀、関空の開港時、はじめて見たときには、思いっきり
違和感だったのだが...

でも、いまや特急型車両のデザインは「ラピート」が奇抜だとは思えないほどに。

これを撮ってカメラをしまったのだった。すぐにやって来た17:42発の普通電車。

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【2018年3月2日17時44分】 南海電鉄南海本線・粉浜駅

「ICカードは入場券代用として使えない決まりだから」という理由だけで粉浜駅。
住吉大社駅から見えるくらいの至近距離にあるわけで。あっという間。

この粉浜駅、自動改札機と精算窓口の代わりにインターホン対応、無人駅になっている
ようで、駅構内は閑散としていた。
その改札前、コンコースに周辺案内図。

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【2018年3月2日17時45分】 南海電鉄南海本線・粉浜駅

この上端の方。よ~~~く、見ていただくと...

いまや“描かれていてはいけないもの”が残っているのである。
そう、上端の緑色になっているところが住吉大社の境内。その付近、よく見ると
2016年1月限りで廃線となった上町線の住吉-住吉公園間の線路が“いまなお現役”。

もちろん、阪堺電車の路線図からは消滅して久しいが、ぬぁんと、その親会社、
南海電車の駅の案内図の中で“生きていた”のである。

……  ……

さて、粉浜駅に着いたのは17時45分頃。ここから住吉電停まで歩いて戻っても5~6分。
18時前の浜寺駅前ゆきに乗れば、18時半に浜寺。ここから南海線に乗り換えれば、
普通電車でゆっくり向かっても1時間程度で、19時半頃には関空へ。
空港で食事を済ませたら、予約している21時のフライトにはピッタリなのだが...

でも、歩き慣れた電車通りを歩いて住吉に戻るのは“芸が無い”と思って。

「住宅街の中を抜けていけば、帝塚山四丁目電停あたりまで歩けそうだ」
だんだん薄暗くなってきた、帝塚山の住宅街に足を踏み入れたのだが...(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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コメント 2

伊豆之国

>南海電車では“普通”と“各停”が違う種別
>今宮戎と萩ノ茶屋の2駅は、高野線側には ホームがあるが、南海線にはホームが無いので、全列車が通過扱い
東京近辺の私鉄で同じようなのが、東Q大井町線と田園都市線が並行する二子玉川~溝の口間。途中の「二子新地」と「高津」には田園都市線のみホームがあって大井町線にはホームがないので、大井町線は「鈍行」でも素通り(ただし日中と早朝・深夜の一部は田園都市線の線路に入るので停車)なのですが、「今度の発車は各駅停車溝の口行きです。二子新地・高津には停まりません」というようなアナウンスが流れるので、いつも「どう見ても表現がおかしい、矛盾している」と感じるのです。2駅だけ停まらないのに「区間快速」などというのも変なので、南海と同様に、この2駅にも停まるのだけを「各駅停車」、停まらないのを「普通」と使い分けたら、と思うのですが。
by 伊豆之国 (2018-03-15 00:07) 

あるまーき

伊豆之国さん

コメントありがとうございます。
なるほど。東急は、まだ「新玉川線」という名前があった当時に
利用していたものなので、大井町線と田都線の並行区間は思い浮かびませんでした。なるほど、「通過駅のある各駅停車」というのは
完全な自己矛盾ですね。

類似の例は、わが地元、京王線でも見られます。“京王線新宿駅”と“新線新宿駅”と案内上は分けられてはいますが、改札内で
通路で繋がっており、運賃計算上も同一の駅なのに...

京王線新宿駅始発の「各駅停車」の車内放送でも「初台、幡ヶ谷には参りません」とアナウンスされます。「停まりません」と言わず「参りません」というあたりが配慮なのでしょうか?
こちらは、新線経由の「急行」「区間急行」が初台・幡ヶ谷に停まるのに、京王線の「各停」は停まらない...という、これまた、謎な状況が起こっており、普段、京王線を使わない人から質問されたこともあります。沿線以外の人にはわかりにくいみたいで...

by あるまーき (2018-03-15 01:03) 

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