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煙を追って“京葉”へ(1)新金線 第1091列車 [東京鐵話]

「せめて毎月一度はキハを!!」と。そう、決めていたのだが...
なかなか出かけられない訳で。そもそも「撮りたい」と思う世代のディーゼル動車も
すでに置換えの対象となっているものが多くなり。だんだん撮影対象自体が
減っていくわけで。そんな中、房総に行けば定期的にDMH17系エンジンを積んだキハに
逢うことはできるが、でも...

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【2018年4月26日15時24分】 小湊鐵道・上総久保-高滝

正直言って、ひとりの人間が同じ被写体を撮り続ければ、よく似た写真ばかりに。
それも忙しい仕事の合間に、ちょっと出かけていって撮ってこられる写真となれば...
下調べに費やせる時間も無く、当日、列車に乗ってから撮影地を考えるのが常態化、
それでは“会心の1枚”など撮れるはずも無く。

「どうせ、いまのままで撮りに行っても、大した写真は撮れそうに無いし...」と
思えば、その房総からも足が遠のきがちになるのは必然で。

でも、撮りたい!!

いつもとはちょっと趣向を変えて、小湊キハと...
2つの被写体を“掛け持ち”するという作戦で。朝、少しゆっくり自宅を出たのだった。
……  ……

2018年4月26日(木)晴れのち曇り

新宿駅から山手線外回り電車でグルリと半周して秋葉原に行ったのは、すでに
こちらの記事でご紹介した通り。

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【2018年4月26日11時08分】 総武本線・小岩駅

秋葉原で乗り換えたのは黄色い電車。そう、総武緩行線。
そして、千葉県との都県境に近い小岩駅へ。駅前の商店街のようなところを抜けて
総武線のガードに沿って5分ほど歩くと住宅街の先に現れるのは新中川。

橋を渡ってその新中川の西岸、堤防の上を歩いて。4月にしては暑いくらい、ポカポカ
陽気の中を歩いて。大通りの下を潜れば正面に見えてくるのが「新金貨物線」の鉄橋。

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【2018年4月26日10時41分】 東京都江戸川区上一色付近

ここに撮りに来るのは3度目。長大編成のコンテナ列車、どうせ列車後部は対岸の
住宅街の中に隠れてしまうので、これまでは「機関車写真」と割り切って、
正面ドカンの構図を模索していた。ということで、この日は少し引いて、鉄橋を入れて
サイドがちに撮ろうと。

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【2018年4月26日10時41分】 東京都江戸川区上一色付近

対岸には小学校の校舎が見えるのだが、その屋上には鯉のぼりが泳いでいて。
でも、<鯉のぼり鐵>にはちょっと離れすぎていて。う~ん。

JRグループのダイヤ改正は例年、3月中旬。もちろん、そのときに貨物列車のダイヤも
変わっているはずだが、それを確かめる術も無く。たぶん、改正前と同じくらいの
時刻にやってくるはず...

以前来た時は、お目当ての貨物列車、だいたい11時ちょうど頃に通過していたのだが...
その時刻が近づくにつれて、10名近い<鉄>が集まってきて。

「これは、もしかしたら、もしかすると...」
分割民営化から30年、JR貨物に承継された国鉄型電気機関車も置換えが進んで。
“貨物更新色”といわれたカラーから、国鉄時代の塗色に塗り戻されるものが...
(それは、つまり「引退近し」という意味でもあるのだが...)

そう、その国鉄色の機関車が牽いてくるのでは無いかと。

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【2018年4月26日10時52分】 新金線・金町-新小岩

「え~~」
フツーに“更新色”のEF65 2063号機に牽引された、千葉貨物ゆきの第1091列車だった。
「なぁ~んだぁ」といった感じだったが、でも、これが“いつもの姿”。
普段通りの第1091列車を撮って、<変態鉄>は急ぎ、再び小岩駅へ。

この日、追っている「第1091列車」というのは、隅田川貨物駅発、千葉貨物駅ゆきの
コンテナ列車。始発の「隅田川」というのは、常磐線の南千住駅の近く。ここから
常磐線を進み、金町で40分ほど停車。常磐線と分かれて新金貨物線を南下。10分ほどで
この鉄橋を渡って、総武線の新小岩駅に至る。

ここで機回しをして方向転換。総武本線を下って千葉へと向かう。

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【2018年4月26日11時09分】 総武本線・小岩駅

それに先回りするべく、<変態鉄>は引き続き、総武線の下り電車。
市川駅で快速電車に乗り換え。ほぼ同時の到着で「間に合わないか」と思ったが、
何とか、11:06発の君津ゆき快速に間に合って...

新小岩駅で機関車を付け替えるのに、しばらく停車している第1091列車。
その間に<変態鉄>は、急ぎ、蘇我駅へとやって来たのである。

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【2018年4月26日11時47分】 内房線・蘇我駅

京葉線、外房線、内房線が分岐し、千葉のJR線の“要衝”とも言える駅なのだが、
この駅にはもう1つの“顔”がある。それが、駅の西側。妙に線路が多くて...

実はここ、京葉臨海鉄道も乗り入れていて。目立たないのは貨物専業だから。
内房線より数百メートル西側、つまり臨海部の工業地帯のまっただ中を進み、
浜五井駅を経て京葉久保田までの非電化単線の貨物線。国鉄DD13型機の流れを汲む
機関車も含めて、凸型ディーゼル機関車が活躍している路線でもある。

第1091列車の目的地「千葉貨物駅」というのは、その京葉臨海鉄道の駅。
非電化区間に入るので、蘇我駅でJR貨物の電気機関車が切り離され、京葉臨海の
青いディーゼル機関車に交換される。

その様子を内房線上りホームで待ち受けたのだが...

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【2018年4月26日11時49分】 内房線・蘇我駅

正午直前、千葉方から先ほど新金線で撮った、EF65 2063号機が牽引する第1091列車が
ゆっくりと進入してきた。

なぜ、こんな望遠のカットを!?

実はこのホーム、12:03発、第156M列車という木更津発・千葉ゆきのローカル電車。
そう、ちょうど第1091列車の進入に合わせて、こちらも到着してしまったのである。

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【2018年4月26日11時58分】 内房線・蘇我駅

「ぎゃ~~~っ!!」、思いっきり、被られてしまったのである。あぁ、撃沈。
しかも...、奥の方の線路には、ちょうど機回し中のもう1両のEF65型機が。
そちらに気をとられて、肝心の第1091列車から視線をそらしてしまっていて。

もう、メチャクチャな1枚になってしまっていたのである。嗚呼。

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【2018年4月26日11時49分】 内房線・蘇我駅

しかも、長大編成の第1091列車、旅客ホームよりもかなり前方への停車となって。
そう、いよいよやってくる(はずの)京葉臨海のディーゼル機関車の姿を撮るのも...

う~ん、何から何まで...

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【2018年4月26日11時49分】 内房線・蘇我駅

手早い作業で、あっという間にEF65 2063号機は列車から切り離され。
このまま上り貨物の牽引があるのだろうか、上り方へと移されて待機である。

コキ車(コンテナ貨車)ごしの、鉄道写真としてはダメダメな1枚だが...

ダメだったものはダメだったと諦めるしかない。
すぐに跨線橋を通って、内房線下りホームへ、すぐの発車、12:06発の木更津ゆきに
乗らないと。

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【2018年4月26日11時49分】 内房線・蘇我駅

でも、この位置から見たからこそ。
青いディーゼル機関車に牽かれた、タンカー列車が蘇我駅へと入ってきた。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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