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冬晴れの芳賀路にSLを撮りに(3)“八木岡”にて。 [その他の鉄話]

今日の話題に入る前に。
この趣味をしていると、あまり、フツーではなかなかご縁が無いような
地方の小さな街を訪れることも多い。新潟県糸魚川市というのも。

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【2010年5月3日12時45分】 大糸線・根知-小滝

大糸線の終着駅として、キハ52形現役のときには何度となく訪れた。
そう、今回の大火。火災は糸魚川駅を背に駅前商店街の左側、西側で。
火元になったとされる中華料理店は入った記憶が無いが、近くの店で
食事をとったことはあるし、すぐ近くのホテルに泊まったことも。

新幹線が開業してからは訪れる機会も無いのだが、でも、訪れたことのある街で
あんなことが起こると、ショックというか何というか...

写真はその糸魚川を最後に訪れたときのもの。2010年の大型連休、すでに3月の
ダイヤ改正で引退していたキハ52形の、復活運転のときのもの。このときは
市街地外れのホテルに泊まって、普段は<徒歩鉄>の自分もタクシーを
チャーター、キハを何度も追い越しながらカメラを構えた。

余談ながら、この2両編成の前方、濃青色ツートンがキハ52 125号車。
この後、整備されて、いすみ鉄道に移籍となった。
……  ……

2016年12月11日(日)晴れ

下館駅 9:42発の茂木ゆきで撮影地へと急ぐ<変態鉄>。
でも、車内でもカメラをもって窓越しにレンズを向けたのは...

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【2016年12月11日9時44分】 真岡鐵道・モオカ14-1車内

真岡鐵道の車庫は沿線の中心、真岡駅に隣接して。
だから、SL列車も朝、真岡 → 下館、夕方に下館 → 真岡と「送り込み」が
設定されている。蒸気機関車が編成最後部にぶら下がり、DE10ディーゼル機関車が
先頭に立って、そう、立派な「ローカル客レ」である。

ちなみに、朝の送り込みは「回6100列車」、番号が示す通り、回送列車。
でも、夕方は「第6103列車」、こちらは客扱いのある営業列車である。
SLが最後部に“ぶら下がっている”とはいえ、DE10が50系客車を牽く
ローカル列車は全国でも唯一の存在となってしまった。

窓越しに狙っていたのはこの列車。2つめの停車駅・折本駅に着くと、
向かいのホームで発車を待っていた。窓越しの撮影ながら、なかなかキレイに。

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【2016年12月11日9時46分】 真岡鐵道・モオカ14-1車内

ということは、編成最後部のSLを撮ろうとすれば逆光になるわけで...
そうすると窓ガラスの汚れなども映り込んでくるのが当然なわけで、
SL側はこれだけしか撮れなかったが、でも、この日の牽引機はC11 325号機。

ちなみに、真岡鐵道ではC11 325号機とC12 66号機と2両のSLを本線運転用に
所有しており、C11 325号機の方は、時折、JR東日本管内のイベントなどに
“出張”している。<変態鉄>が高校生だった頃は、まだ、C12型だけで、
つまり、C11 325号機を撮るのも、これが初めてのことだった。

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【2016年12月11日9時58分】 真岡鐵道・寺内駅

さて、撮影地の最寄り駅は真岡の1つ手前の寺内駅、10時ちょうどの到着である。
片面ホームの無人駅だが、でも、木造駅舎も残っており、この駅自体も
魅力的な鉄道情景である。

ここと真岡駅の中間付近の“八木岡”という地区の付近が撮りやすいとか...

複数のサイトに書かれていた撮影地、ということは、「ド」が付くほどの
定番撮影地なのだろうが、SL撮影についてはズブの素人である<変態鉄>、
まずは定番撮影地で。

駅のすぐ先の踏切を渡って線路から遠ざからないように田畑の間の細い道を。
北関東自動車道のガードをくぐったあたりから、少しずつ“同業者さん”の
クルマが止まっているのが見えてきて...

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【2016年12月11日10時22分】 真岡鐵道・真岡-寺内

俗に“地蔵横”と呼ばれる撮影地だそうだが、そのお地蔵さんはすぐにわかった。
駅からはほぼ20分くらいだっただろうか。周囲は一面の田園地帯、
編成をサイドがちにすっきりと撮れそう。やはり、定番撮影地だけのことは。

そこへ早速、やって来たのは、上り第116列車。

SLの写真というのは、他の鉄道写真と圧倒的な違いがある。
それは「煙」。蒸気機関車は給気(力行)と絶気(惰行)、他の列車なら
写真で見ればわからないが、SLの場合は煙の有無でそれがわかるもの。
煙が出ていない状態で走っている姿を撮っても、正直言ってマヌケな感じ。

だから、普段撮るようなディーゼル列車の場合、線路の周囲がスッキリしている
場所であればどこでも良いのだが、蒸機列車の場合には、上り勾配とか、
駅の発車とか、トンネル手前とか...、給気運転の可能性が高い場所で
撮らないとダメなのである。

“SLを撮るなら迫力ある煙をいれて”

とは、まさに「言うは易く行うは難し」。どこで煙が出るかは
機関士さんごとの好みの他、そのときの気象条件でも全く異なるとされる。
だからこそ、撮影経験の少ない自分の場合は、“同業者さん”たちが集まる
場所でカメラを構えるのが無難なのである。

「そのとき」が近づいてくるにしたがって、周囲には10名くらいの撮影者。
普段から真岡線のSLをよく撮りに来られるという人たちを中心に、
農道に駐車しているクルマの整理がはじまった。ヘンな位置に停めている
ドライバーを探してはあぜ道の片側に縦列状態にするよう指示して。

やはり、<撮り鉄>の駐車や農地立ち入りのトラブルが少なくないそうで、
周辺の地権者の方もかなり神経質になっているのだとか。
足場も広く、毎週土休日に走っているSL列車の“定番”だけあって、
撮影者同士も非常に和気藹々とした感じで...

遠くの方から“ボーーーッ”、汽笛の音が聞こえ始めると少しずつ緊張が。
ドラフト音が迫ってくるのがわかり、踏切機がなり出して...

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【2016年12月11日10時55分】 真岡鐵道・寺内-真岡

目の前を通り過ぎていく「SLもおか号」、3両の50系客車を牽くC11 325号機。
ほぼ最高の光線状況、雑木林をバックに白い煙が、すーーーっと流れて。
<変態鉄>としては、出来過ぎと言っても良いほどの“会心の1枚”となった。

すかさず、EOSくんを三脚から外して。

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【2016年12月11日10時55分】 真岡鐵道線・寺内-真岡間(後追い)

SLというのは、横から撮っても美しいと思う。

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【2016年12月11日10時55分】 真岡鐵道・寺内-真岡(後追い)

もちろん、客車列車を愛する<変態鉄>としては、この50系客車の姿も
逃したくないシーン。必死になってシャッターを切り続けたのだった。

さぁ、後は歩いて真岡駅に向かうだけなのだが...(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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コメント 2

やまびこ3

すっきりした好撮影地でのまさに会心の一枚ですね。お見事です!
ぜひ行ってみたくなりました。
by やまびこ3 (2016-12-24 18:44) 

あるまーき

やまびこ3 さん

コメントありがとうございます。
いざという場面で撃沈が多い自分なのですが、この日はなぜか上手く撮れた日でした。真岡線は、他の撮影地も探すべく、また訪れたいと思っています。
by あるまーき (2016-12-24 22:19) 

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