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さようなら「あずさ色」(183系「かいじ120号」の車内放送)<前編> [車内放送]

年末に「新型スーパーあずさ」がデビューするとの報道が。それにしても、長い間
試運転をしていたような気がするのだが...

一昨年、偶然、東京駅でその試運転列車に出会っていた。

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【2015年9月3日13時34分】 中央本線・東京駅(後追い)

中央本線の特急列車を順次、このE353系に置き換えるのだそうだが...
新型車が登場すると言うことは、引退していく電車がいるわけで。
直接的に最初の置換え対象となる電車はE351系、現行の「スーパーあずさ」。

でも、置換えが進みにつれて“玉突き”転出で、臨時用にわずかに残っている
国鉄型が最初に淘汰の対象になるのは確実な状況で。

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【2017年9月10日7時57分】 中央本線・新宿駅

そんな中、先日、豊田車輌センター所属の189系“M50編成”の「お別れツアー」の
募集が旅行会社から告知された。「青春18きっぷ」の“消化試合”として毎シーズン
一度は乗っている「ホリデー快速富士山1号」専属のような編成だったので、
最近の<変態鉄>としても「お世話になった電車」なのだが...

この引退は、長野オリンピックを記念して青基調の「あずさ色」「新信州色」と
呼ばれた、そんなカラーを纏って中央線を走った特急電車の最後の編成が、
年明けをもって姿を消すことを意味する。

普段、本線筋の特急電車になど興味が無い!!

と喚いている<変態鉄>だが...

……  ……

この「青いあずさ」、当たり前すぎる存在で、当時は気にもしていなかった...
というよりは、大学への通学に使っていたオレンジ色の快速電車、これが三鷹駅と
国分寺駅で続けざまに通過待ちをする時なんて...、恨めしい存在でもあった。

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【2015年7月18日6時36分】 中央線・東小金井駅(後追い)

「あずさ」は中央東線初の特急電車として新宿-松本間に設定された。
松本を流れる「梓川」から命名された由緒正しき列車名である。

  ♪ 8時ちょうどの~

で、有名になった特急電車でもある。その“サポート役”だったのが「かいじ」号。
こちらは、かつての急行列車を思わせる停車駅の多い特急列車で、新宿-甲府を
結んでいる。

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【2002年3月頃】 中央本線・高尾-相模湖

90年代当時、どちらもJR東日本長野支社所属の青い183・189系電車が充当されて。
色は違えど、典型的な国鉄特急型の“L特急”だった。

いまの“M50編成”は普通車だけの6両編成だが、特急だった頃には9両または11両編成、
中間にはグリーン車も組み込まれ...

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【2017年9月10日9時09分】 中央本線・第8571M列車(モハ189-44)車内

さてさて、何だかフツーの<鉄>ブログになっているような...

ここは<変態鉄>ブログ。183・189系の「あずさ」「かいじ」での活躍を
素晴らしい写真の数々で...となるはずが無いのである。

このサウンド。



国鉄型183・189系特急型電車の乗務員室の車内放送装置にも八幡製のオルゴールが。
♪ 汽笛一声~ のオルゴールが流せるようになっていたのだが、JR発足後の90年台、
国鉄型車両の放送オルゴールを撤去し、さまざまな電子メロディに交換するのが
流行っていた時期があった。比較的早い時期に、長野支社の183・189系もその対象に。

5個ほどの押しボタンが並んだチャイムボックスが車掌室に設置された。

「ちょっとだけストレンジャー」(東京側の始終発駅放送)
「信濃の国」(長野県側の始終発駅放送)
「雪山賛歌」(長野県側の始終発駅放送 = 冬季限定 =)

ちなみに「信濃の国」で始まるアナウンスは拙ブログ初期にムーンライト信州81号で
最後の活躍をしていた当時のものをご紹介している(→ こちら)。

の3曲と、今回、ご紹介しているサウンドは「武田節」(「かいじ」の甲府駅放送)、
曲名の書かれた“テプラ”が貼られた、箱状の装置が置かれていた。

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【1998年頃】 中央本線・西荻窪駅(後追い)

短距離特急の「かいじ」も、信州の観光地を抱える「あずさ」と共通運用、
グリーン車組込の9両または11両編成が使用され...、中間のサロ(グリーン車)は
“空気輸送車”状態であることが多かった。
それは大学の行き帰り、通過する「かいじ」号を覗き込んで確認していたこと。

この日の「かいじ120号」も、そうだった。早速、車掌さんの許可を得たら
そのグリーン車の車内でマイクを...

この日、小淵沢方面からの上り普通電車が遅れていたため、接続待ちをして2分遅れ
で発車した。そのアナウンス...

改めて聞くと、やはり、約20年の時の流れを感じさせる放送になっている。
特急も新幹線も全車禁煙が基本となった昨今、「禁煙車両は...」の案内もそうだが、

「お弁当、お飲み物、一般雑貨類の車内販売員、乗車しております...」
というくだりも、“駅ナカ”の発展で、いまでは滅多に聞かなくなった。

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【2017年11月8日16時26分】 埼玉県さいたま市大宮区・鉄道博物館

「カード式車内公衆電話は...」というのも。183系「あずさ」編成もグレードアップ
改造に際してデッキにテレホンカード式公衆電話が。山間部のトンネル区間が続く
中央線の場合、使えないようになっている区間が多く、その注意も流れている。

そのほか、テロ対策の「不審者、不審物を...」が無いのも、20年間での世の中の
変化といえようか。

声からしてもベテランの車掌さん、放送の最後に、わざわざ“特別急行 かいじ”と
言っているのが、この時代でもレアになりつつあった。

……  ……

21世紀に入り、とうとう中央東線のヌシ的存在でもあった183・189系特急型電車にも
置換えの波が。わずかに残った編成はグリーン車を外した普通車6両編成に短縮。

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【2017年9月10日9時32分】 中央本線・大月駅(後追い)

「ホリデー快速富士山号」などを中心に、最後の活躍をしているのである。
ただ、残念ながら、ホリデー快速の車内放送に、この電子メロディは流れない。

9・11両編成だった当時、始終発の車内放送を担当する車掌さんは
通常、グリーン車の車掌室に乗ることになっていた。
このため、電子メロディもサロ(グリーン車)の専務車掌室にだけ。

運転台のところにも車内放送マイクはあるが、そちらには ♪ 汽笛一声~ の
昔ながらのオルゴールが付いている。そろそろ「青春18きっぷ」の時期が始まる。
<変態鉄>としては、大学生の頃に毎日見ていた、あのアルパインブルーの特急形、
最後に「ホリデー快速富士山1号」に乗ってこようかと...

そんなことを企んでいるのである。

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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