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武蔵野に赤ツートンを追って(5)しらいとだい <前編> [東京鐵話]

日付変わって、2月5日。ということで、<鉄>として。
やはり、205系の写真からスタートと言うことで...

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【2017年1月9日10時21分】 富士急行線・田野倉-上大月(後追い)

探してみたものの、あれほど、いつでも見られる存在でありながら、あまり写真が...
という訳で、見つけたのは1年前の大雪が降った翌朝、富士急線をゆく205系を。

「通勤型」というのは、必然的に実用本位の無機質な...
だから、走っているときは撮ろうとすら思わないのだが、居なくなって初めて
懐かしくなるものなのかも知れない。あの、103系もあまり撮っていなかった
<変態鉄>なのである。201系もちゃんと撮ったのは“お別れ運転”のとき。
典型的な<葬式鉄>だが...、関東の大手私鉄にも、当たり前すぎて注目されない
通勤型電車というのがある。西武の101系というのも、その1つだったような...。

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【2018年1月31日11時04分】 西武多摩川線・多磨-新小金井(後追い)

そんな西武多摩川線撮影記の続き。新小金井-多磨間の野川公園北門付近で撮って、
次にやって来たのは...

……  ……

2018年1月31日(水)晴れ

新小金井駅に戻ってすぐにやって来たのは“赤電色”。
「乗れば撮れない」は<鉄>にとっての永遠の悩み。先ほどの堀割区間で下りも
撮れば良かったが、でも、次の撮影地が...

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【2018年1月31日11時30分】 西武多摩川線・新小金井駅

11:32発の是政ゆき。車内は大学生で賑わっており、昼間でも意外と乗客は多く。
調べてみると、この沿線、大学が多いのである。次の多磨駅は東京外国語大学の
最寄り駅。ここでかなりたくさんの乗客が下車して...

最後部のクハ1247号車の車内は自分だけになって。

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【2018年1月31日11時34分】 西武多摩川線・クハ1247号車内

ということで車内写真を。20メートル3扉、西武の通勤電車が4扉車に移行するのは
もう少し後になってから。(すでに“3扉車”は少数派になっているが...)
このあたり、戦後の混乱期にロクサン国電の割り当てを受けなかった西武ならではの
事情が影響しているのだろうか。

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【2018年1月31日11時34分】 西武多摩川線・クハ1247号車内

ということで、ちょっと個性的な車内。この2人掛けシートもちょっと珍しい。
シートがバケット化されてはいるものの、袖仕切りが銀色のポールで構成されて
いるところなど“昭和の通勤電車”らしい雰囲気が良く残っているのである。

さて、その“赤電色”を降りたのは、2つ目の駅・白糸台。多摩川線の車庫も置かれ
運転の要衝のような駅。路線図には書かれていないが、車内のLED表示器でも
車内放送でも「京王線は乗換え」、白糸台駅の構内踏切付近からは、駅南側で
立体交差している京王線の線路がハッキリ見えて...。

さて、その白糸台駅のすぐ北側には...

こちらでは線路を国道20号線がオーバークロスしており、この撮影に行くのに
参考にさせて頂いた、あおたけさんのブログで紹介されていたポイント。
踏切を渡って線路の東側に寄り添っている細い道を進み、その国道20号線の下を
潜ったら、細い階段があって...

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【2018年1月31日11時47分】 西武多摩川線・多磨-白糸台

国道の北側歩道から俯瞰気味に西武多摩川線を撮ることができるのである。
ちょうど、線路の周囲には畑があって、4両編成全体となるとギリギリだが、でも、
良い感じにアウトカーブで撮ることができて。

ちなみにこの写真に写っている鉄骨トラスの架線柱が、ちょっと立派すぎるのが
気になっていた<変態鉄>。前記事の野川公園北門付近の写真にも写り込んでいるが、
この支柱、調べてみれば、この西武多摩川線の白糸台駅付近から新小金井駅付近、
線路に沿う形で東京電力の送電線があるみたい。「車返線」と呼ばれているそうで、
西武多摩川線の架線柱に“同居”する形になっている。

だから、この同じ形の支柱が並んでいる、この列に沿って線路が通っているという
ことになる訳で。

先ほどの写真の白い電車は是政ゆき下り電車。これが、白糸台駅で交換するのが
“赤電色”の武蔵境ゆき。

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【2018年1月31日11時49分】 西武多摩川線・白糸台-多磨(後追い)

本当は下り電車を撮りたいが、上りの後追いカットが続いてしまっている、この日。
でも、ほぼ思い通りの1枚を残すことができて。

……  ……

さて、この国道20号線と線路の立体交差の南東側には、ちょっと不思議な形の、
何だろうか、巨大なコンクリートの土管を半分、土に埋めたような...
住宅街の中に突如現れる、不思議な造形物。

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【2018年1月31日11時53分】 東京都府中市白糸台付近

雪が残っていて、ちょっと全体の姿が捉えにくいのだが、こちら、正式には
「旧陸軍調布飛行場掩体(えんたい)壕」と呼ばれるもの。

この場所から国道20号線を東に1キロ弱進んだところが味の素スタジアム、
その北側が調布飛行場である。

陸軍の飛行場が置かれていたこの地、戦争末期、空襲が激しくなってきた時期に
わずかに残っていた国内の戦闘機を保護するために造られた“壕”なのだそうだ。
私有地だったため、長らく良好な保存状態を保っていたとのことで、府中市が
譲り受けて公開したのだという。半地下構造のコンクリート製格納庫、といった
感じだろうか、入口にあたる部分は鉄柵が付けられ、内部には入れないが、
調査では陸軍の飛行機がこの壕の中に入っていた痕跡も見つかっているとのこと。

……  ……

さぁ、再び<鉄>ブログとして...

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【2018年1月31日11時57分】 西武多摩川線・白糸台車両基地付近

白糸台駅には車庫が併設されていて。小ぶりなサイズの車庫で、何だか良い感じ。
車庫内では白い101系が1本昼寝していて。他に電車を留置するスペースがある
わけでもないので、白い101系が3本と“赤電色”が1本の4編成体制だということが
わかる。つまり、何も調べずに訪れて、“赤電色”が撮れる確率は75%ということ。

この車庫の南側が白糸台駅の入口...

だが、そのまま駅に戻る<変態鉄>ではなかった。
住宅街を回り道クネクネ、京王線の踏切を渡り、やって来たのは白糸台駅の南側。

ここ、初めてながら<変態鉄>にとっては“思い出の場所”。
幼稚園か小学校低学年の頃、買ってもらった<鉄>本の中に...
「私鉄ハンドブック」だっただろうか、すでに記憶も不鮮明だが、西武多摩川線の
“ホンモノの赤電”(ということは、吊り掛け電車だったはず)と京王5000系
だっただろうか、クリーム色に臙脂帯の電車が上下に並んだシーンを見たことが
あった。そのシーンを再現したくて。

でも...

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【2018年1月31日12時10分】 西武多摩川線・競艇場前-白糸台

確かに立体交差の南側には踏切があって、撮れそうな気がするのだが、行ってみれば
白糸台駅の場内信号機や踏切信号機、障害物が多くて西武線の電車は、まともに
撮ることができなさそうな場所で。

う~ん。踏切が開いているときに上を通る京王線の姿は撮れるのだが...

上りだろうが下りだろうが、西武線の電車が来るタイミングでは踏切では
遮断竿が下りているはずで。

「どうやったら、西武と京王の2列車並びは撮れるのか?」
悩んでいるうちに、早くも“赤電色”の是政ゆきが通過。

そして、悩みに悩んだ末、<変態鉄>が考えたのは...

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【2018年1月31日12時23分】 西武多摩川線・競艇場前-白糸台

諦めて走行写真に徹すること...ではなかった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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