So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

GWは恒例の「ことでんレトロ」(1)やつやまばし <前編> [東京鐵話]

実は、土曜日一杯、<変態鉄>は迷っていた。気象情報サイトを見れば日曜の広島の
天気は「晴れ」。ちょっとここしばらく気になっているのが“ひろでん”。

そう、広島を走る路面電車。どうしても撮ってみたい1両が居て。

04_DPP_00001908.JPG
【2017年8月31日10時48分】 広島電鉄宇品線・日赤病院前-広電本社前

いや、「撮ってみたい1両」ということは、撮ったことが無いわけで。
つまり、“お目当ての1両”は、この写真にある電車では無い。

6月の“路面電車まつり”に行けば撮ることができるかも知れないが、いずれにせよ、
仕事の都合上、日帰りか1泊で翌朝、帰京(会社へ直行)での広島までの往復を
余儀なくされる訳で。ヒコーキ、バス、食費...5万円ほどの予算で、その1両を。
どう考えても“コスパ”が良いとは言えないわけで。

6月は仕事も忙しくなるわけで。27日の日帰り出撃は直前で断念したのだが...
“断念”と決めたら、「やっぱり、行った方が...」と迷いが生じて。

悶々としながら自室で日曜を過ごす<変態鉄>なのである。

さて、いよいよ。早いもので既に1ヶ月。ゴールデンウィークは、ここ数年、毎年恒例に
なりつつある「ことでん」、高松琴平電鉄を訪れた。
この“出撃”は3月の時点で決めていたのだが...
……  ……

2018年5月3日(木)晴れ

新年度を前に3月中旬に、1年間の「レトロ電車特別運行」のスケジュールが発表される。
毎月一度、日曜日の日中に4両のレトロのうち2両を使って、高松築港-琴電琴平を
1往復するのだが...。5月の大型連休だけは「特別ダイヤで運行」なのである。

連休中には2日以上の運転日が設定され、そのうち1日は「レトロ4連」、もう1日が
長尾線での特別運行だったり、仏生山車両所での撮影会だったり...
スケジュールの概要が発表された段階で高松市内のホテルを抑えてしまうのだが。

今年も高松市内の廉価のビジホ3泊。でも、羽田 ←→ 高松の単純往復ではつまらない。
前後に何か別の被写体を...と、欲を出してヒコーキの予約を入れずに居た。

今シーズンの“レトロ”は5月4日と6日。前日、5月3日のうちに高松入りして、
翌朝からの撮影に備えようと。

そうしたら...

06_IMG_8378.JPG
【2018年3月2日6時18分】 NH985便(JA825A)機内

5月3日の午前中のフライトは、早々と満席になってしまったのである。

「どうしよう...」
とりあえず、空席があった午後のフライト、14時のNH997便を確保。
一応、午前中の便のキャンセル待ちの予約を入れておいたが、残念ながら...。

ということで、3日は久々にゆっくり起きて羽田に向かったのだった。
吉祥寺駅からのリムジンバスでは無く、渋谷に出て山手線。
品川駅で降りて、多くの人でごった返すコンコースを抜け、階段を上がれば京急線...
のはずだが、この日は階段を下りて高輪口。

11_IMG_8547.JPG
【2018年5月3日11時57分】 東京都港区高輪・品川駅高輪口付近

駅前の大通りが第一京浜、駅を背に左(南)へと向かえば、京急線ホームの横を抜け、
ダラダラ上り坂。上りきったところに変則交差点。

そう、正月の箱根駅伝でも出てくる「八ツ山橋」。
品川駅を出発した京急電車がJR線をオーバークロスして、「新八ツ山橋」の踏切。

12_IMG_8544.JPG
【2018年5月3日11時49分】 京急電鉄本線・品川-北品川

<鉄>ならば...、必ず知っているような超有名撮影地である。
ただ、<変態鉄>としては、東京で過ごして40年目、子どもの頃から知っていたが、
でも、この歳になって“ロストバージン”の撮影地である。

緊張と高揚で...となる歳でもない訳で。バッグからカメラを取り出して淡々と。

51_DPP_00003400.JPG
【2018年5月3日11時27分】 京急電鉄本線・品川-北品川

でも、いきなりやって来たのは、この日の“お目当ての車両”の1つ。
通称・ダルマさん、普通運用に入ることが多い800形電車である。長きにわたって
京急電車のトレードマークでもあった「1灯ヘッドライト」「片開き扉」をもつ
最後の形式も、ホームドア設置を前に淘汰が進められている。
構造上、3両単位での編成となるため地方私鉄への譲渡は行われず、そのまま廃車解体
される予定である。撮りたかった電車にいきなり出会えて。

13_DPP_00003458.JPG
【2018年5月3日11時30分】 京急電鉄本線・品川-北品川

日中でも過密ダイヤの京急線。2~3分間隔で次々に電車がやってくる。
通勤電車とは思えない、カッコいいデザインは北総線から乗り入れてくる電車。
北総線から京成、都営浅草線を経てはるばるやって来た「エアポート快特」。

14_DPP_00003457.JPG
【2018年5月3日11時28分】 京急電鉄本線・品川-北品川

ちなみに、この撮影地。品川駅から数分。ちょっと目を凝らせば品川駅の様子が窺える
距離にあるのだが、踏切で振り返れば、すぐ目と鼻の先に北品川駅。

品川から蒲田を経て横浜、横須賀方面に向かう京急線、南に向かっていくはずなのに
品川駅の隣、つまり南にあるのが「北品川」駅というのは有名な話。
そう、品川駅は品川区で無くて港区に位置していることに由来する。

ちなみに目黒駅は目黒区では無く品川区にある。このあたり、よくネタになる話。
さらに言えば、新宿駅の「南口」は新宿区、でも「新南口」は渋谷区代々木に位置する。

15_DPP_00003459.JPG
【2018年5月3日11時32分】 京急電鉄本線・品川-北品川

そして、先ほどの“ダルマさん”の後継車であり、さらに熱心なファンの多い(?)
京急で、多くの<鉄>をガッカリさせたのが、この「新1000形ステンレス車」。

他社ほどギンギラギンにならないように、シンボルカラーの“赤い電車は白い線”、
京急色が、ステッカーやフィルムで貼り付けられていたものの無塗装車体には
変わりが無かったわけで。(正面は普通鋼製で、通常通りの塗装)

でも、「Keikyu、オマエもかぁ~」となったのだった。
そんなファンの失望の声を受けて(?)、最新の増備車からはステンレス車体に全塗装
という“常識を覆す”形での登場となっている。

16_DPP_00003460.JPG
【2018年5月3日11時32分】 京急電鉄本線・北品川-品川

日中とはいえ、遮断竿が下りていないことの方が少なくて。
いま撮った京急蒲田ゆき普通車は、北品川駅の手前でエアポート快特・青砥ゆきと
すれ違う。こちらは、都交車、5300形である。

すでに後継車がお披露目されており。まもなく置換えが始まる。
あくまで“噂”の域を出ない話だが、聞くところでは、<変態鉄>が撮りに行く
某地方私鉄への譲渡が検討されているとかいないとか。気になっているのである。
ちなみに、この電車、側面から見たらどう見ても山陽電車にしか見えない。

休日の日中であっても、よそ見をする余裕も無いほど、ひっきりなしに電車が
やってくる、忙しい撮影地なのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

nice!(25)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 25

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。