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GWは恒例の「ことでんレトロ」(5)撮影会の朝 [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]

今年も5月の大型連休は「ことでん」、高松琴平電鉄を訪れた。もちろん、その最大の
目的は“レトロ電車”、大正時代の終わりから昭和の初めにかけて、いまの琴平線の
前身となった、琴平電鉄の開業当時に導入された3両の電車と、大阪のいまの近鉄の
前身となった路線から転じてきた1両。

半鋼製車体、吊り掛け駆動...、<変態鉄>にとって堪らないほどの、魅力に溢れた
小さな電車たち。今年は5月4日と6日に全4両を繋いでの特別運行が予告され。

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【2018年5月6日10時25分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

まずは、その“前半戦”。8時から仏生山で今年度の限定版、1日フリーきっぷの発売と、
レトロ電車の撮影会、午前中で撮影会が終わると、高松築港と琴電琴平の間を4連で
1往復することになっており。ただ、心配だったのは天気予報。

午後から雨が降り出すという予報に...。

……  ……

2018年5月4日(木)晴れ一時雨

今年度の「フリーきっぷ」は5000形500号車の“卒寿記念”のデザイン。普段は、
1枚1,230円のところ、限定で、2,460円のものが発売される...と、初めて訪れた時は
“意味不明”だったのだが、その“限定版”は2つ折りの立派な台紙がついてくる。
驚きなのは、台紙そのものも1日フリーきっぷとして使える...というアイデアもの。

そう、つまり、もともと1日フリーきっぷ2枚分相当。こちらには、今年なら500号車の
諸元や経歴などが簡潔にまとめられており、資料性も高く。ということで、ちょっと
お買い得な商品だが...、仏生山の会場では「限定100枚」の発売。

そして、これを手に入れると、ぬぁんと...

というわけで、8時から撮影会とフリーきっぷ販売会が始まるわけで、限定版を買うには
早く行くしかない!!

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【2018年5月4日6時17分】 高松琴平電鉄琴平線・高松築港駅

前夜、コンビニで買っておいた朝食。やって来たのは、まだちょっと空気が冷たい、
早朝、6時過ぎの高松築港駅。フリーきっぷを買ったら6:30発の琴電琴平ゆき。

「もう、長い列ができていたら...」
はやる気持ちを抑えつつ、通い慣れた道を東工場前のいつもの場所に向かったものの...

朝7時。

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【2018年5月4日7時01分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

東京だったら、記念きっぷの発売1時間前にもなれば、すでに現場は殺気だって。
「どこに並べば良いんだ!!」と、キレ気味に駅員さんにくってかかる人などがいる
はずなのだが、行列など全くできず。数名の<鉄>の皆さんが、仏生山車両所で休む
電車たちを観察しており...

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【2018年5月4日7時11分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

昨日と同じ位置に並べられている4両の「レトロ電車」、でも、パンタグラフが
上げられおり。ことでん職員の方が集合して、レトロ電車の周りにタイガーロープを。
いよいよ、撮影会の準備が始まるのである。

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【2018年5月4日7時09分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

手際よく係員が貫通扉を開けて運転席に乗り込んで、ヘッドライトを灯して。
こうなると、徐々に<変態鉄>はコーフンしてくるところだが...

でも...

「ことでん」というのは特に西日本の鉄道会社の中で人気が高く、“熱い”ファンが
多いという印象なのだが、でも、それに反してイベントの集まりは良くないようで...。
というか、皆さん、よく心得たもの。限定版の1日フリーきっぷが買える、ほどよい
タイミングを知っているようで...。8時が近づくにつれて徐々に列が伸びていった。
(ことでん職員の誘導が特に無かったにも関わらず、販売場所の前にキチンと列ができる...という不思議)

<鉄>の世界には「早起きは3本のトク」という格言がある。
早起きして撮影地に赴けば...、と、まさに文字通りの意味だが。

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【2018年5月4日7時14分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

ことでんのキャラクター、イルカ駅員の「ことちゃん」がコンセントになった(?)、
ことでんの社用車。プラグインハイブリッド車と呼べば良いのか!?
(クルマのことは全然分からない<変態鉄>である。)

京急ラッピングと並んだ貴重なシーン(?)。

そして、そんな光景を眺めていたら、ぬぁんと...

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【2018年5月4日7時16分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

昨日の夕方、南端の、駅舎横「レトロ展示場」にいた“仏生山のヌシ”が...
ぬぁんと、ご老体がトラを押して推進で走り始めたのである。

デカ1号車が自走するシーンを見るのは、これが2度目。でも、「トラ」を押している
のを見たのは、これが初めてだったのである。車庫構内の小移動、カメラポジションも
制約が多く、思ったような「走行写真」とは行かないまでも...

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【2018年5月4日7時17分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

と思えば、レトロ電車たちの隣でいったん停車。
それにしても、真っ正面から見れば、何とも細いのである。

自走したのは、展示場所となる隣の線路に転線させるのが目的だったみたい。
戻ってくるところを。何度も言うが、東京から訪れる<変態鉄>にとって、
仏生山車両所東工場前の定位置で“昼寝”している「デカ1」の姿は珍しくない。
でも、このご老体が自走している...、しかも、無蓋貨車1310号車を従えて。

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【2018年5月4日7時18分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

ちなみに、後ろ側の錆色の無蓋貨車1310号車は終戦直後の車両不足が深刻な時代に
2両で琴電に転入してきた。ともにやって来た、もう1両、1320号車は後年、琴電の
今橋工場で中央部に木造の運転室をつくって電動貨車に改造、それがいまの「デカ」。

戦災と戦時中の酷使で著しい車両不足に見舞われ、国鉄から譲受した貨車を客車代用で
使っていたという戦後の琴電、もしかしたら、この2両の無蓋貨車も客車にするために
導入されたのかも知れないが...、そのあたりの経緯、<変態鉄>が調べた文献類には
記載がなかったのである。それにしても、数奇な運命、車籍こそ失っており、本線に
出ることはできないものの、こちらも、そろそろ“卒寿”を迎えようとしているはず。

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【2018年5月4日10時55分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

さぁ、イベント開始時刻の8時が少しずつ近づいてきたのである。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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